当医院のモットーは“治療より予防!”

2. 特殊テクニック

サイナスリフト、ソケットリフト

上顎の骨には、上顎洞という空洞があります。 上顎の歯を失うと上顎洞は拡大し、骨が薄くなります。 そのままでは、インプラントが上顎洞を突き抜けてしまう場合上顎洞の粘膜を持ち上げて人工骨を移植し骨の厚みを確保するテクニックです。
では、サイナスリフトとソケットリフトの違いですが、手術部位へのアプローチに違いがあります。サイナスリフトは、骨の横から窓枠をあけて、ソケットリフトは歯槽頂(骨の頭)からアプローチします。サイナスリフトは、お口の粘膜を剥離し、横の骨に窓を開け、上顎洞の粘膜を剥離しその間隙に人工骨を移植していきます。

当医院では、1~2ミリの骨の厚さでも、サイナスリフトとインプラントの埋入を同時に行いますので、少し早めに歯が完成します。ソケットリフトは、5ミリ以上骨が残っている場合、ソケットリフターという器具を用いて、人工骨を填入しながら、上顎洞粘膜を持ち上げインプラントを埋入します。

GBR

骨の少ない部分に骨の造成するテクニックをいいます。
骨がほしい部分に、骨移植材や移植骨を置き、その上に人工膜を置くことにより、その部分に骨芽細胞を誘導し骨を再生させます。

スプリトクレスト

上顎の前歯部,小臼歯部は、歯の抜くと外側の骨と萎縮して骨幅が狭くなります。 チゼルという器具で骨を2つに割り、その割れ目にインプラントを埋入するテクニックです。骨幅が1,2ミリと極端に薄い場合は、慎重に2つに割り、GBRも併用しインプラントを埋入します。
このような難症例にも対応できるのは、当院で採用しているHAコーティングのカルシテックインプラントだからです。

滅菌・消毒に対するポリシー